神奈川県の中南部に位置する茅ヶ崎市は、海と緑に囲まれた自然豊かな環境と都市機能が調和した、住みやすさが魅力の街です。明治から昭和にかけて湘南の別荘地として栄え、現在の人口は24万人を突破しました(2025年4月現在)。
湘南の温暖な気候と開放的でゆったりとした雰囲気が、子育て世帯やシニア層を中心に高い人気を集めています。
茅ヶ崎市内には3つの駅があり、JR東海道線・相模線が利用できます。茅ヶ崎駅から乗り換えなしで横浜駅まで約30分、東京駅まで約1時間で移動でき、アクセスが良好です。
茅ヶ崎駅や市内の病院のアクセスに便利なコミュニティバスも運行しています。バス路線も整備されており、通勤・通学や日常の移動にも便利な交通環境が整っています。
助成金・補助金名 | 内容 | 限度額 |
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木造住宅耐震改修促進事業補助金(※1) | 1981年5月31日以降建てられた木造住宅で、耐震診断や耐震工事の費用を一部補助。 | 耐震診断:9万9千円+消費税のうち、7万3千円を市で補助 耐震工事:上限70万円 |
危険ブロック塀等の撤去費補助金(※1) | 道路に接するブロック塀の除去にかかる費用の一部を補助。 | 上限20万円 |
茅ヶ崎市では、建物の安全性向上を図るための様々な補助金事業を展開しています。特に、住宅の耐震化に関する制度が充実しており、対象となる診断や改修には一定額の補助が受けられます。
地域 | 平均坪単価(円) |
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茅ヶ崎市全体 | 824,488 |
茅ヶ崎駅 | 988,062 |
北茅ケ崎駅 | 676,269 |
茅ヶ崎で家を建てるなら
知っておきたい土地相場詳細
茅ヶ崎市の平均地価は、1坪あたり約82万4,488円で、一戸建て(35坪)の土地価格は約2,885万円です。茅ヶ崎駅周辺や海岸沿いは坪単価が高めですが、その他のエリアでは比較的手頃な価格帯の土地も見られます。
利便性を重視する方も、自然環境を優先する方も、ニーズに応じた適切な土地選びができる点が魅力です(2025年4月15日現在)。
茅ヶ崎のシンボル的存在であるサザンビーチは、夏には多くの海水浴客で賑わいます。サーフィンやビーチバレーなどのマリンスポーツも盛んで、湘南らしいライフスタイルを満喫できるのが魅力です。毎年夏には花火大会も開催されます。
自然豊かな茅ヶ崎里山公園は、四季折々の風景が楽しめる憩いの場です。散策路や遊具も整備されており、家族連れやウォーキングを楽しむ人々に親しまれています。バーベキュー場、里山体験施設など、アウトドアを楽しめる施設も充実しています。
茅ヶ崎市美術館は、地元ゆかりの作家の作品を中心に約2,000点以上もの作品を展示する地域密着型の美術館です。企画展やワークショップも開催され、芸術文化に触れる場として市民に親しまれています。
支援制度名 | 内容 |
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子育て支援センター(※1) | 妊娠中の方や子育て中の方が利用できるスペース。子どもと一緒に遊んだり、他の保護者と交流したり、相談員に子育ての悩みを相談したりできる。市内に4か所設置。 |
子育て短期支援事業(※2) | 小学生までの子どもを一時的に預かるサービス。平日の夕方から夜まで預かる「トワイライトステイ」と、宿泊を伴う「ショートステイ」の2タイプあり。 |
こんにちは赤ちゃん訪問(※3) | 生後4か月までの子どもがいる世帯に訪問し、育児に関する情報提供や相談を実施。 |
茅ヶ崎市では、子育て支援にも力を入れており、様々な施策を展開しています。市内には子育て支援センターのほか、親子で気軽に立ち寄れるフリースペース型の子育てサロンが複数整備されており、保護者同士や子ども同士の交流の場として活用されています。幅広い年齢層の子どもを対象とした支援が整っているのも、魅力のひとつです。
手当・助成金名 | 内容 |
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児童手当(※1) | 高校生年代までの子どもがいる世帯が対象。子どもの年齢や人数に応じて1万円~3万円を支給。 |
小児の医療費助成(※2) | 0歳から高校生世代までの小児に小児医療証を交付。受診の際に提示することで医療費の自己負担分を全額助成。 |
児童扶養手当(※3) | ひとり親世帯に対して所得額に応じて手当を支給。 |
茅ヶ崎市では、児童手当や小児の医療費助成、児童扶養手当など、子どもの健やかな成長を経済面から支える制度が整っています。それぞれの家庭の事情に応じた支援が受けられるため、安心感を持って子育てができる環境といえるでしょう。
こうした制度の充実ぶりは、子育て世帯にとって大きな安心材料となっています。
茅ヶ崎市の教育は、「学びあい 響きあう 茅ヶ崎の教育を創造する ~豊かな人間性と自律性をはぐくむ~」を理念とし、三つの柱を軸に展開されています。
第一の柱である「主体的な学び」では、ICTやアクティブラーニングの導入により、自ら考え行動する力を養成。第二の「協働的な学び」では、ディスカッション等を通じて、他者と協力しながら課題解決に取り組む姿勢を育てています。
さらに「地域とつながる学び」を重視し、地域行事や体験学習を通じて、地域社会の一員としての意識を育む教育を推進。こうした多角的な取り組みにより、子どもたちが多様な力を身につけられる環境づくりが進められています。
安全で住みやすい町づくりの一環として、防犯対策にも力を入れている茅ヶ崎市。2011年には「茅ヶ崎市暴力団排除条例」を施行し、凶悪犯罪の取り締まりを強化しています。
また、防犯ネットワークの整備や青色回転灯装備車によるパトロール、防犯情報のメール配信といった取り組みも継続的に実施。地域住民と連携し、地域全体で監視の目を光らせています。
こうした取り組みの結果、2024年度の犯罪件数は1,237件で、凶悪犯罪はわずか7件でした。大半は自転車の盗難や万引きといった軽犯罪であり、比較的治安は良好といえます。
日々の暮らしを支える防犯体制が整っていることも、茅ヶ崎市が不安なく暮らせる街として選ばれている理由のひとつと言えるでしょう。
JR茅ケ崎駅に直結したラスカ茅ヶ崎は、ファッション、雑貨、飲食店など多彩な店舗がそろう駅ビル型のショッピング施設です。駅直結の利便性に加え、屋上庭園や休憩スペースも設けられており、買い物だけでなく、くつろぎの時間も楽しめます。
地元の特産品を扱うショップもあり、地域密着型の商業施設として多くの人に利用されています。
イオン茅ヶ崎中央店は、食料品から衣料品、生活雑貨まで幅広くそろう大型ショッピングセンターです。地上5階建ての施設内には専門店も多数入っており、家族連れやシニア層にも人気。約1,000台収容できる駐車場も完備しており、車でのアクセスも便利です。
日常の買い物はもちろん、週末のお出かけにも活用できる便利な商業スポットです。
デザイン・趣味の家・店舗兼住宅の“こんな家にしたい”をカタチにしてくれる湘南の注文住宅会社を調査しました。
※1参照元:HPHEAT20 G2グレード(断熱等性能等級6に相当)を有する。山下建設公式HP(https://www.howz-yamaken.co.jp/blog/20230606/)
※2参照元:耐震構法SE構法公式HP(https://www.ncn-se.co.jp/se/column/5132)
※3:2025年5月時点:参照元:SUUMOに掲載されている価格を参考(税不明)SUUMO公式HP(https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_archph/jitsurei/)