大磯町は神奈川県中南部に位置し、北は高麗山、南は相模湾に面した自然豊かなエリアです。明治時代には要人たちの別荘地として賑わいを見せ、町内には当時の面影を偲ばせるスポットもあります。温暖な気候と落ち着いた雰囲気が魅力で、人口密度も比較的低めです。
海と山、両方のアクティビティを堪能できるのも大磯の特長となっています。
大磯町にはJR東海道線の大磯駅があり、横浜駅まで約40分、東京駅まで約60分と、乗り換えなしで移動することができます。都心までのアクセスが良好です。町内の移動は基本JRまたはバスとなりますが、バスは十分な本数があるとは言えないため、車があると便利でしょう。
町内に国道1号線が走っているので、車があれば東京までスムーズに移動することもできます。
助成金・補助金名 | 内容 | 限度額 |
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住宅耐震化事業補助金(※1) | 木造住宅の耐震化にかかる費用の一部を補助(1981年5月以前に建てられた建物が対象)。 | 耐震診断7万円 耐震補強等設計:上限10万円 工事管理:上限5万円 耐震補強工事:上限50万円 |
住宅用スマートエネルギー設備導入費補助金(※2) | スマートエネルギー設備の設置費用を補助 | HEMS機器:上限1万円 太陽光発電システム:上限5万2千円(1kWあたり1万5千円) 家庭用燃料電池システム:上限5万円 定置用リチウムイオン蓄電システム:上限5万円 電気自動車充給電器(V2H):上限5万円 |
勤労者住宅資金利子補給制度(※3) | 住宅資金融資にかかる利子の一部を補給 | 年間利子補給の限度額:112,800円(対象となる貸付限度額400万円) |
大磯町では、様々な住宅補助金施策を展開しています。特に住宅資金の融資を検討している方に嬉しいのが勤労者住宅資金利子補給制度です。中央労働金庫からの住宅資金の融資が対象となりますが、利子の一部の補填を36か月受けることができます。
詳細な条件や申請方法については、大磯町の公式サイトをご確認ください(2025年4月15日現在)。
地域 | 平均坪単価(円) |
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大磯町全体 | 412,286 |
大磯駅周辺 | 493,663 |
大磯で家を建てるなら
知っておきたい土地相場詳細
大磯町の平均地価は、1坪あたり約41万2,286円で、一戸建て(35坪)の土地価格は約1,443万円です。ただし、自然環境が楽しめ、なおかつ東京方面へのアクセスにも便利な大磯駅周辺は1坪あたり約49万3,663円と、大磯町の全体平均と比べて地価が高め。
しかしながら、平塚や小田原といったエリアと比べると割安な価格帯にはなっています。(2025年4月15日現在)
2021年に大磯港にオープンした「OISOCONNECT」は、地元の新鮮な海産物や農産物を販売する施設です。カフェやレストランも併設されており、大磯の食材を使った料理を楽しめます。観光客だけでなく、地元住民にも親しまれています。
「大磯プリンスホテル」は、温泉やスパ、ゴルフ場など多彩な施設を備えたリゾートホテルです。夏季限定の「大磯ロングビーチ」では、ウォータースライダーや流れるプールなどが楽しめ、家族連れに人気です。
大磯城山公園は、旧三井財閥別邸跡や旧吉田茂邸跡を整備した情緒あふれる公園です。茶室「城山庵」や郷土資料館が点在し、展望台からは相模湾や富士山を一望することも。歴史と自然が調和した、四季折々の美しさを堪能することができます。
支援制度名 | 内容 |
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子育て支援総合センター(めばえ)(※1) | 親子の交流の場の提供や月替わりのイベントの開催、育児相談などを実施。 |
2歳児全戸訪問「にこにこ子育て応援団」(※2) | 町職員が、2歳児がいる家庭へ訪問し、育児に関する相談や役立つ情報提供を行う支援。 |
朝の子どもの居場所づくり事業(※3) | 小学校の登校開始時間前に、学童保育施設を利用し、子どもたちが安全に過ごせる居場所を提供する事業。 |
大磯町では「大磯町子ども笑顔かがやきプラン~子育てで選ばれる町!おおいそ」を策定し、子育て支援の内容を拡充させています。幅広い年代の子どもに対する支援策が用意されており、豊かな自然環境の中、各種サポートを受けながら子育てできるのが魅力です。
共働き世帯にとっても子育てがしやすい町となっています。
手当・助成金名 | 内容 |
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児童手当(※1) | 中学校修了前の児童を養育している家庭に支給。子ども1人につき2歳まで15,000円、3歳以上10,000円、第3子以降は15,000円が支給される。 |
こども医療費助成制度(※2) | 0歳から高校3年生までの医療費の自己負担額を助成(所得制限なし) |
ひとり親家庭等医療費助成制度(※3) | ひとり親家庭の親と子どもを対象に、医療費の自己負担額を助成(所得制限あり) |
大磯町では、子どもが平等に医療サービスを受けられるよう、小児医療費を町が全額助成しています。通院と入院の両方が対象となり、所得制限もないため、多くの家庭にとって制度の充実により不安を軽減できる仕組みとなっています。
この他にも、児童手当やひとり親家庭医療費助成制度など、経済負担を軽減する様々な施策が用意されています。
大磯町では、「子育て・教育でみんながわくわくするまち おおいそ」を基本理念に、子どもたちの「まなび」「からだ」「こころ」をバランスよく育てる教育に取り組んでいます。
ICT機器を活用したGIGAスクール構想の推進により、一人一台のタブレット端末を活用した主体的・対話的な学びを実現。地域との連携も重視されており、コミュニティ・スクールの導入や地域資源を生かした学習活動を通じて、子どもたちが社会とのつながりを実感できる環境が整っています。
こうした教育の充実は、ファミリー層にとって安心感を持って子育てができるまちづくりの大きな魅力といえるでしょう。
大磯町は、都市部で見かけるような娯楽施設が少ないため、治安は比較的良好と言えます。神奈川県警が公表している資料によると、令和6年度の犯罪認知件数は101件と、神奈川県の他のエリアと比べても少なめです。
大磯町ではまちづくり条例において、カラオケボックスやパチンコ店などの特定建築物の建設に対して手続きを制限しており、この施策が町の治安維持に一役買っています。
また、古くから要人たちの別荘地としての風格や美しい自然の景観を保全してきたことも、治安の安定につながっていると言えるでしょう。
大磯町は安全性の高い住みやすい環境が整っている一方で、場所によっては街灯など少ない所もあるので、夜間の一人歩きには注意しなくてはいけません。
ヤオマサは神奈川県内にチェーン展開している地域密着型のスーパーマーケットです。野菜や魚、お惣菜、パン、酒類などの食料品や日用雑貨を取り扱っており、地域住民の暮らしには欠かせない存在となっています。
駐車場も設置されているので、車でアクセスすることも可能。週末にもなると店内は大勢の買い物客でにぎわいます。
大磯町には大きな商業施設がないため、ショッピングを楽しみたいなら隣接する平塚市に足を延ばすのがおすすめです。ラスカ平塚は、JR平塚駅直結のショッピングセンターで、ファッション、グルメ、生活雑貨など多彩な店舗が揃い、屋上庭園「ラスカの杜」では緑豊かな空間でくつろげます。
JR大磯駅から平塚駅までは、約3分でアクセスすることが可能です。
デザイン・趣味の家・店舗兼住宅の“こんな家にしたい”をカタチにしてくれる湘南の注文住宅会社を調査しました。
※1参照元:HPHEAT20 G2グレード(断熱等性能等級6に相当)を有する。山下建設公式HP(https://www.howz-yamaken.co.jp/blog/20230606/)
※2参照元:耐震構法SE構法公式HP(https://www.ncn-se.co.jp/se/column/5132)
※3:2025年5月時点:参照元:SUUMOに掲載されている価格を参考(税不明)SUUMO公式HP(https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_archph/jitsurei/)