二宮町は相模湾に面し、緑豊かな山々に囲まれた自然豊かな地域です。温暖な気候で、四季折々の風景を楽しめる点も住みやすさの一つといえます。人口3万人ほどの小さな町で大きな商業施設はありませんが、静かなスローライフを送れるのが魅力です。
小田原市に隣接しているため、ちょっと足を延ばして買い物を楽しむのにもいい距離感といえます。
JR東海道本線の二宮駅からは、横浜や東京方面へのアクセスが良好です。横浜駅まで約40分、東京駅までなら約70分で乗り換えずに到着します。品川で乗り換えれば、新宿や渋谷にスムーズにアクセスすることもできます。
また、東京都中央区につながる国道1号線が二宮町の東西に走っているため、車でのアクセスも便利です。
補助金・助成金名 | 内容 | 限度額 |
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居住用木造建築物耐震診断補助事業(※1) | 木造住宅の耐震診断費用の一部を補助。 | 75,000円を補助(実質負担15,000円) |
居住用木造建築物耐震改修工事補助事業(※2) | 木造住宅の耐震改修工事費用の一部を補助。 | 上限50万円(指定の町内事業者に依頼の場合は、上限70万円) |
ブロック塀等撤去工事補助金(※3) | 地震等によるブロック塀の倒壊防止のための撤去工事費用を補助。 | 上限10万円(通学路に面している場合は上限20万円) |
空き家リフォーム補助事業(※4) | 空き家のリフォーム費用の一部を補助。 | 上限50万円 |
二宮町では、安心感を持って暮らせる住環境を支えるため、木造住宅の耐震診断や改修、老朽化したブロック塀の撤去工事に対する補助制度が整っています。
空き家の利活用を促進するリフォーム補助もあり、住環境の維持と地域活性化の両面でサポートしています。リフォームや住み替えを検討している方にとっては、有効な支援策です。
地域 | 平均坪単価(円) |
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二宮町全体 | 346,703 |
二宮駅周辺 | 312,644 |
二宮で家を建てるなら
知っておきたい土地相場詳細
二宮町の平均地価は、1坪あたり約34万703円です。一戸建て(35坪)の土地価格に換算すると約1,213万円。隣接する小田原市と比較しても価格が若干安めです。
自然環境に恵まれた地域でありながら、都市圏へのアクセスも比較的良いため、定住を希望するファミリー層やセカンドライフを求める方には穴場のエリアと言えます(2025年4月15日現在)。
吾妻山公園は、二宮町を代表する自然公園で、四季折々の花々が楽しめます。特に春の菜の花や桜、秋の紅葉が美しく、ハイキングやピクニックに適切なスポットです。展望台からは相模湾を一望することができ、晴れた日には富士山も望めます。
ラディアン花の丘公園は、二宮町の中心部に位置する公園で、花壇や広々とした芝生広場があります。ふわふわドームなどの遊具も整備されており、家族連れや散歩にぴったりです。地域住民の憩いの場として親しまれています。
二宮せせらぎ公園は、木道からハナショウブやアジサイを観賞しながら散策が楽しめる人気スポット。ハナショウブの病気等に使用する薬剤を使用しておらず、天然のホタルが飛び交うスポットとしても有名です。
支援制度名 | 内容 |
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子育てサロン(※1) | 育児相談や親子交流の場を提供。育児不安の軽減や仲間づくりを支援。 |
ファミリー・サポート・センター(※2) | 地域の協力のもと保育園等の送迎や一時預かりなどのサポートが受けられる。生後3か月から小学6年生までが対象。 |
コミュニティ保育(※3) | 児童の保護者たちが保育グループを作り、保育活動を実施する事業。子ども同士だけでなく、親同士の交流も深められる。 |
二宮町では、乳幼児期から学童期まで子育て家庭を幅広くサポートする制度が充実しています。地域の子育てサロンでは、保護者や子ども同士の交流のほか、常駐している育児相談員に悩み相談することも可能です。
事前に面談及び申し込みが必要ですが、一時預かりにも対応できるので、リフレッシュしたい時に利用することができます。
手当・助成金名 | 内容 |
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児童手当(令和6年度)(※1) | 高校修了前までの児童を養育している家庭に支給。子ども1人につき2歳まで15,000円、3歳以上10,000円、第3子以降は30,000円が支給される。 |
こども医療費助成制度(令和6年度)(※2) | 0歳から18歳に到達する年度の末日(3月31日)までにある子どもが対象。通院・入院にかかった保険診療の自己負担分を助成。 |
ひとり親家庭等医療費助成(※3) | ひとり親家庭の親と子に対して、医療費の自己負担分を助成。 |
二宮町では、子育てにかかる経済的な負担を軽減するため、児童手当や医療費助成などの制度が整っています。高校3年生までの医療費が助成される「こども医療費助成制度」は、多くの家庭にとって心強い制度です。
また、ひとり親家庭に対する配慮もなされており、家庭状況に応じたサポートが用意されています。
二宮町では、『認め合い、高め合う、二宮の子』という教育目標をかかげ、2023年より施設分離型の小中一貫教育を実施しています。
9年間の学びをつなぐことで、子ども達がより理解を深めることのできる授業を実践。個性や多様性を尊重した、誰一人取り残さない学級づくりを進めています。
また、この教育プロジェクトでは、子ども同士の交流を推進しているのも特徴の一つです。小学校高学年や中学校の子どもたちとの交流を図ることで上級生とのかかわり方を学び、中学進学にともなう不安解消にも繋げています。
子どもたちが安心感を持って学び、将来に向かって成長できる環境が、二宮町では着実に整えられています。
二宮町は、駅周辺に小さな商店街がある以外に大きな繁華街がないことから、治安が比較的良いエリアと言えます。神奈川県警が発表している犯罪統計資料によると令和6年度の犯罪発生件数は114件となっており、県内の他のエリアと比べても少ない方です。
二宮町は閑静な住宅地が町全体に広がっていることから、治安が良く落ち着いた住環境を求める世帯にとっては暮らしやすい地域と言えるでしょう。防犯灯の設置や防犯協会による啓発、防犯指導員による指導など、町をあげて防犯に関する意識向上に取り組んでいます。
ただし、静かな住宅地が多いため、夜間は人通りが少ない場所も見られます。防犯灯が整備された明るい道を通るなど、安全に配慮した行動が大切です。
西友二宮店は、二宮町中里にある大型スーパーです。食料品から日用品まで品揃えが豊富で、日々の買い物を効率よく済ませることができます。一部店舗を除いて24時間年中無休で営業しており、いつでも買い物ができる利便性の高さが魅力です。
300台近く収容できる駐車場も完備されているため、車で来店も可能となっています。
二宮団地のそばの百合が丘商店街の正面に位置する地域密着型の直売広場です。地元生産者の新鮮な野菜や果物を中心にパンや食品なども取り扱いしています。駐車場も完備されており、車でのアクセスも可能です。
新鮮な野菜や果物がリーズナブルな価格で手に入る点も魅力で、日常の買い物先として地域の暮らしに根付いています。
デザイン・趣味の家・店舗兼住宅の“こんな家にしたい”をカタチにしてくれる湘南の注文住宅会社を調査しました。
※1参照元:HPHEAT20 G2グレード(断熱等性能等級6に相当)を有する。山下建設公式HP(https://www.howz-yamaken.co.jp/blog/20230606/)
※2参照元:耐震構法SE構法公式HP(https://www.ncn-se.co.jp/se/column/5132)
※3:2025年5月時点:参照元:SUUMOに掲載されている価格を参考(税不明)SUUMO公式HP(https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_archph/jitsurei/)